

「リハビリテーションは、疾病、障害、加齢によって損なわれる生活機能の改善等を目的とする理学療法・作業療法・言語聴覚療法により構成され、実用的な日常生活における諸活動の自立性の向上を通して、最高のQOLを得ることを目的として行なわれるものである。」(2001.WHO)
当院では、療養型におけるリハビリテーションとして、症状・体力・環境・意欲・残存(潜在)する機能を評価、現在の状態を分析し、各職種がチームとして連携を取りながら療養生活における最高のQOLを得るために適切なリハビリテーションを提供しています。
理学療法では、身体に障害をもつ方に対して生活の基本となる動作(座る・立つ・歩く)が円滑にできるように訓練を行ないます。またその動作ができない原因となっている身体機能の問題に対し運動療法・物理療法を行い機能の維持・向上による生活能力の改善を目指します。当院では、主に症状・体力・移動環境の整備を理学療法士が重点的に行なっています。
病棟を現在の生活の場と位置づけ、食事・トイレなどADL(日常生活動作)が自立できるよう訓練を行ないます。また作業活動を通じて生きがい・やりがいを高め、イキイキとした生活ができるようQOL(人生の質)を考え実施しています。当院では、身体機能・体力面のほか、意欲・生活環境整備・残存機能の開発活用について作業療法士が重点をおいています。
言語機能の障害(構音障害・失語症など)の方に対し、話す・聴く・読む・書くなどのコミュニケーション能力を判断し、本人に適したコミュニケーション手段を身につけるよう訓練を行ないます。
また、人生の楽しみのひとつである「食べること」についても言語聴覚士が担当し、摂食(嚥下)機能を検査し看護師・歯科衛生士とともに、訓練・ケアを実施します。