私たち医療法人社団 綾和会 の職員は、理事会及び三役が先頭に立ち、コンプライアンス (法令)遵守をより重視した病院経営を推進し、職員一人ひとりが高い倫理観を持って行動することにより、社会的責任と公共的使命を果たすことを宣言します。

１ 基本的心得

私たちは、特に高い倫理観が求められる医療機関に従事する者として職務上の責任を自覚し、誠実に職務を遂行するとともに、職場秩序の保持に務め、職員一人ひとりに課せられた道徳やモラルとしての社会倫理、そして医療人としての医療倫理を常に確保し、公平かつ公正に行動します。

1. コンプライアンスの実践は法人存続の大前提であると心得て行動します。万が一、コンプライアンスの精神に反するような事態が生じた場合には、原因究明・再発防止に努めるとともに、厳正かつ公正な対処を行います。
2. コンプライアンスを推進するための弛まない努力を惜しまず、業務のあらゆる場面においてコンプライアンスを行動基準とした活動を行います。
3. 職員一人ひとりに課せられた道徳やモラルとしての社会倫理、そして医療人としての医療倫理を常に確保し、公平かつ公正に行動します。

２ 職員との関係に関して

私たちは、院内外を通じて、人種、国籍、民族、性別、年齢、宗教、信条・思想、性的指向、性自認、学歴、障がい、疾病等による差別・嫌がらせ等を行いません。働く者の人権を尊重し、働きやすく快適な職場環境を作るため、職場におけるセクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメントその他のハラスメントを許さず、万が一の問題発生時は迅速に調査し、被害職員の救済と再発防止に向けた断固たる処置をとります。

３ 情報保護に関して

私たちは、守秘義務と個人情報保護規定を遵守し業務上知り得た法人の重要情報、取引先等の機密情報、患者様やそのご家族様を含む個人情報の管理を徹底して行動します。

４ 利益相反の回避、公私混同の防止に関して

私たちは、院内外の商取引において不当な利益を得たり与えたりすることを一切禁止します。職務上の地位や権限を利用し、違法または不当な利益（金銭、物品、便益等）の授受に関与しないことは勿論、個人的利益を不正に優先させることなく利益相反を回避し、社会や同僚から誤解や不名誉な評価を受けて法人の信頼を損なうことがないよう、常に明確に公正かつ合法的で透明性のある正しい判断と節度ある行動を行います。

５ 公務員等に対する不正な利益供与に関して

私たちは、公務員、みなし公務員および特別法により指定される者（以下、「公務員等」）に対して、不正な利益（金銭や物品等）を供与し、またはその申し出や約束をしません。また、不正な利益の提供を要求されても毅然とした態度で断ります。

６ 政治・行政との関係に関して

私たちは、政治・行政との健全かつ透明な関係づくりに努め、名目の如何を問わず、政党、政治家、政治団体等への不正な金銭の支払等を行いません。

７ 反社会的勢力の排除に関して

私たちは、暴力団や総会屋等、社会の秩序または安全に脅威を与える反社会的勢力とは一切の関係を持たず、それらの不当な要求に屈することなく、断固として対決します。

施行期日

この規定は令和３年２月１５日から施行する。