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インタビュー

インタビュー

vol 01.

中西恵さん
看護部長

神谷智子さん

安心とやさしさのある看護・介護の提供

院長

掛川北病院の看護・介護部では、綾和会基本理念を基に「安心とやさしさのある看護・介護の提供」を行うことを目標とし、日々ケアを行っています。当院の看護・介護職員は小さなお子様を持つ方や、子育てが一段落して看護・介護行いたいと思い、就職される方等幅広い年齢層と様々な経験年数の方々が働いています。小さなお子様の為には託児所や時短勤務もあります。経験の少ない方に対してはプリセプター制度があり、職員全体にラダーを使った教育制度も行っています。丁寧な指導を行っていけるように心掛けています。

患者様を第一に考えたケアを他職種連携で意思統一

院長

当院のような慢性期病院では、患者様への看護・介護をする上での心構えとして、患者様が疾患を抱えながらできるだけ規則正しく穏やかな生活を送る事が出来るケアを考える必要があります。慢性期病院は一人一人の患者様の生活の場として考え、病気だけではなく、患者様の人生に向き合い、快適に過ごす事が出来るように少しでもお手伝いが出来るようなケアを行える事を目指しています。患者様が皆症状が改善し、退院されていくわけではなく当院で終末を迎えることも少なくありません。患者様が終末期を迎え、看取ることは、とてもつらい場面でもあります。患者様に関わり、日々の様子を看ているからこそ別れはつらく感じます。当院では看取りの関わりも大切にしています。終末期にはカンファレンスを開き、その患者様にとって私たちはどのように関わっていくべきなのか?何をしてあげられるのか?何を望んでいるのか?日々の関わりの中から得た情報を出し合い、他職種で情報共有を図り、患者様にとっての最善のケアを目指しています。同じ視点で統一したケアを行うことを大事にしている為、自然と職員同士の親密性や関係性も職種関係なく作り上げられています。ケアを行っても最終的には看取ることになっても、患者様から「ありがとう」という言葉や、御家族から「ここで最期まで看てもらえて本当に良かった」と感謝の気持ちを頂いた時はとても嬉しく思います。病気を積極的に治療する事は出来なくても患者様が安心して笑顔で過ごして頂ける事が私たちのやりがいに繋がります。

教育体制構築で働きやすい職場を目指す

院長

急性期と違い、患者様全体像と関わり、認知症の患者様が多い中、患者様の心にどれだけ寄り添えるかが、課題と考えています。特に必要な教育としては認知症を理解し、患者様の状況を判断する知識、コミュニケーション能力、技術面の向上・対応力が重要と考えています。研修や勉強会を積極的に計画し、職員一人一人が自分で的確な判断が出来、物事を考える事が出来るようになる事を理想としています。働きやすい職場作りの一環として、定期的な業務の見直しを行い、スリム化を図っています。働きやすい職場による人材確保と、将来を見据えた人材教育を目指してマネージメントを行っています。

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